
石・西京
アート事務所
第1回「日本在住外国人アーティスト展覧会」
テーマ『認定から認識へ』
会期:2025年5月21日(火) - 5月25日(日)
時間:10:00 ~18:00まで 最終日15時まで
会場:日本東京都目黑区美術館
主催:石・西京アート事務所

■「日本在住外国人アーティスト」とは?
本展で言及する「日本在住外国人アーティスト」とは、**日本政府が発行する「芸術在留資格(通称:アーティストビザ)」**を保持する外国籍の芸術創作者を指します。
この在留資格を取得するには、創作活動の専門性・継続性・市場性が日本の入国管理局によって厳格に審査されます。申請者は、一定の作品販売実績、展覧会歴、専門機関からの推薦、および活動計画と収入計画などを備えている必要があります。それにより、「芸術を職業とする在日外国人」として日本政府に認定されるのです。
言い換えれば、この資格を取得した外国人は、日本の法律制度の中で正式に「アーティスト」として認められているということです。
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■ なぜ本展覧会を開催するのか?
2024年現在、日本には約341万人の外国人が居住していますが、その中で芸術在留資格を有するのはわずか580人です。彼らは、芸術家としての身分で公式に認められ、合法的に長期にわたって創作活動を行うことができるごく少数の外国人です。
しかしながら、こうしたアーティストたちは、日本社会においてその存在や認知度が極めて低く、彼らの作品や声は、主流の美術館制度や公共の議論空間に届きにくいのが現状です。
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■ 展覧会テーマ:「認定から認識へ」
本展覧会は、制度的に「認定」された外国人アーティストたちの実際の作品と創作実践に焦点を当て、日本社会における彼らの存在感を伝えることを目的としています。展覧会を通じて、社会全体が彼らの存在を「認識」し、制度的な認定の枠を超えた、芸術家としての本質的な価値を再考するきっかけとなることを願っています。
作品は、絵画・写真・映像・工芸・彫刻など多様なジャンルにわたり、在日外国人アーティストたちの多文化的背景と個々の視点を反映しています。
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■ 展覧会の目的
• 「芸術在留資格」という制度、及びその資格を有するアーティストの実践を社会に紹介する
• 日本社会における外国人アーティストのリアルな創作活動と貢献を可視化する
• 芸術家の創作性・文化的背景・思想的深みを発信できるプラットフォームを提供する
• 年に一度の定期開催を通じて、美術界の多様性と異文化理解を継続的に推進する
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■ 出展アーティスト一覧(順不同)
王家明、張目実、施宇、王一涵、楊小波、趙海旭、馬暁陽、李建穎、Sukie、馮靈羽、官士宝、郎麗巍、董文君、馬輝
现场预览
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出展作家

油画
王家明(オウ・カメイ)

中国画
王一涵(オウ・イカン)

雕塑
杨小波(ヨウ・ショウハ)

装置
马晓阳(マ・ショウヤン)

漆器
官士宝(カン・シホ)

卡通
張目実(チョウ・メミ)

水墨画
赵海旭(チョウ・カイギョク)

水墨画
马辉(マ・フェイ)

写真
李建颖(リ・ケンイン)

织物
J.uun

油画
施宇(シ・ウ)

水彩
郎丽巍(ロウ・リウェイ)

作曲
Sukie

沫固化
冯灵羽(フン・レイユ)

策展
石西京(セキ・シキョウ)
出展作品
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